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2016-08-13

サーチャーとラジカセ その1

『昭和40年男』という雑誌に「ラジカセ特集」があり、そこで「サーチャー」という名前の機種が紹介されていた。シャープから1979年頃より発売されていたようだ。どんな機種だったかは http://www.video-koubou-topaz.jp/SHARP–1.html で見ることができる。

「サーチャー」といえば三輪眞木子著『サーチャーの時代』で脚光を浴びた職業だったな、と思い出した。それにしても同じ名前のラジカセがあったのは意外だった。しかも、三輪氏の本が出るより以前なのだ。命名の経緯がわかったら面白いだろうに。

私の知っているサーチャーの定義は 「”情報の図書館”ともいうべきデータベースを利用する専門技術者」 「情報の”引出し人”、”加工人”、”分析人”」(『サーチャーの時代:高度データベース検索』(1986年 丸善刊)「まえがき」より) と言うものだ。

ラジカセの「サーチャー」は、もちろんオンラインデータベースと関係があるわけではなく、カセットテープに収められた曲を選曲する機能を持たせた機種だったので、そういう名前にしたのだと思われる。それはそれとしても、「サーチャー」という言葉の使用例としては早いほうではないだろうか。この辺りを確認してみたいものだ。

「サーチャー」という言葉について、インターネット上では https://kotobank.jp/word/%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC–3596 に説明がある。残念ながら、ラジカセのサーチャーについての説明はない。それぞれが別個に使われていったのだろうか。それともシャープの関係者がサーチャーという言葉を知っていて、採用したのだろうか。

もうちょっと追いかけてみたいと思っている。