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2021-05-26

地元のオーケストラのコンサート

 地元のオーケストラが一年ぶりでコンサートを開いた。

去年は中止になったので、「お待たせ!」という感じだ。

なかなか大変だったようで、新型コロナ対策としてステージでは弦楽器の譜面台が一人一台になっていた。管楽器は間隔がいつもより広くなっていた。

プログラムに書いてあったことによると、当初は管楽器は使えないと思い、弦楽合奏の練習をしていたが、対策を講じれば管楽器も大丈夫だと分かったのでやっといつものオーケストラでの練習ができるようになった、とのことだった。

それでなくても困難の多いアマチュアオーケストラなので、大変な一年だったと思う。無事にコンサートが開催できたことは本当に嬉しい。

プログラムの最初は弦楽合奏の曲で、これはコロナ禍の初めの頃の練習曲であったようだ。

2曲目は、楽団初めてというワーグナーだった。前半はフルオーケストラでない曲といういプログラムだった。曲目は「ジークフリート牧歌」だった。大編成の曲ではないので、あまり難しくないだろうと思ったのだが、そうでは無かった。ホルンがなかなか大変な演奏ぶりだった。それでもなんとか無事に演奏できたのでこちらもホッとした。この曲は意外とオーケストラ、というより、ホルン泣かせなのかな、とふと思った。

後半はモーツァルトの39番。やっとフルオーケストラの曲になって、こちらも安心した。と、気がつくと、コンサートマスターが交代していた。前半のコンサートマスターは第2ヴァイオリンのトップに移り、コンサートマスターは別の人になっていた。前半のコンサートマスターの人は、弦だけで練習していた時に中心だったのだろうか、という気がした。

こんなところはアマチュアオーケストラらしい。

さて、指揮者は暗譜でしかも指揮棒を持っていなかった。指揮棒を持たない指揮者はあまりいないようにも思う。いつもなのか、今日だけなのかは不明だ。堅実な指揮ぶりでなかなか良かったと思う。

それにしても、地元のアマチュアオーケストラというのは独特の魅力がある。なんとなく感情移入がやりやすいのだ。一緒に音楽作りに参加しているような気持ちになるのかもしれない。

繰り返しになるが、色々な困難を乗り越えてコンサートを開いてくれたことに感謝したい。