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2019-06-29

プラチナ万年筆のプレピー

懐かしい会社の万年筆が評判というので嬉しくなってしまった。それがプレピーという万年筆だ。製品紹介はここにあります。もちろんメーカーサイトもあります。

この万年筆の特長は、インクが乾燥しないこと、だと思う。万年筆は、ちょっと使わないでいると、インクが乾燥していて書けないことがよくあったが、プレピーは2年くらいはインクが乾燥しないのだそうだ。あくまでも、メーカーのデータだけど。

低価格の万年筆なのにこのような性能がある、というか、気楽に使えるからこそほしい性能とも言える。

ペン先の種類は極細、細字、中字とそろえてある。それより興味を引かれるのは、細字タイプの軸カラーが #1 ブラック、#3 ブルーブラック、#11 レッド、#21 ピンク、#28 バイオレット、#30 イエロー、#41 グリーンと7種類もあること、更に、この万年筆で使えるインクが #1 ブラック、#3 ブルーブラック、#11 レッド、#21 ピンク、#28 バイオレット、#30 イエロー、#41 グリーン、#57 ライトブルー、#62 ブラウンと9種類あることだ。

インクの色と軸の色を合わせてもいいし、透明の軸を買って中のインクの色を楽しんでもいい、というのは重苦しい感じさえする万年筆とは思えない手軽さを感じさせる。

プラチナの万年筆では、現在では他のメーカーでは作らなくなってしまったブルーブラックのインクが使える。『万年筆バイブル』という本によると、現在ブルーブラックのインクを作っているのはプラチナ万年筆だけなのだそうだ。色だけ、ブルーブラックのインクに合わせたものはあるが、性質はブルーブラックではない。古くからある、耐久性に優れたこのインクを使えるのは、万年筆好きには嬉しいことだ。

もちろん、この値段なので、ペン先はステンレスだ。しかし、軽やかな使いやすい書き味で、さらに軸も軽いので、万年筆がより身近になった感じがする。

2019-06-23

ぺんてるのプラマン

今日、文房具店で懐かしいものを見た。ぺんてるのプラマンだ。これが発売されたのは随分前のように思う。いまだ健在なのでびっくりした。

プラマンには思い出がある。卒業論文を書いている頃に、この製品のCMがよく流れていたように思う。特に決め台詞の「論文書いて恥じかくな」は、我が身に引きつけて、どきっとしたものだ。

これの開発ストーリーはここにある。万年筆の書き味とボールペンの使いやすさを会わせたような筆記具なので、一時愛用していた。

元々筆圧が強いので、ボールペンで書いていると腕が痛くなってしまうことがあった。それで万年筆も一番柔らかい書き味のモンブランを買ったりしていた。筆圧を下げるにはどうしたらいいかを考えているときに、面白いペン先のこの製品を見つけて試してみたら使いやすかったのだと思う。

ボールペンと違って、ペン先がしなうので圧力の調整ができ、それが書きやすさになったと思われる。どちらかというと、油性ボールペンよりは水性の方が好きだったので、その点でも好みに合ったことになる。

仕事では職場支給のボールペンを使うことが多くなり、個人的にも予定表や手帳を使わなかったので、だんだんと筆記具を使う機会が減っていき、それに伴ってプラマンも使わなくなっていったようだ。最近になって万年筆やボールペンを使い出し、その関連でプラマンに再会することになったのかもしれない。

購入して、家に帰って早速試してみた。細かい点に改良が施されているのかもしれないが、以前と変わらない書き味で、嬉しくなってしまった。軸の太さ、長さ、重さがちょうどいい感じであったのを覚えているが、今回買ったものもその感じは変わらなかった。軸の色も同じで、一貫したところがいいと思ったりもした。

近くの文房具店ではみたことが無いような気がしている。あるいは気がつかないでいただけなのかもしれない。今度確かめてみるつもりだ。

ところで、いまは「トラディオ・プラマン」というカートリッジの替え芯方式のものが出ていた。上級の製品と言うことになるのだろうか。見た目は万年筆に見える。ちょっとプラマンとは違うように思ってしまうのは、昔のものに慣れてしまっているからかもしれない。でも、魅力的ではある。

2019-06-15

万年筆バイブル

『万年筆バイブル』という本を読んだ。 講談社選書メチエの中の一冊だ。銀座にある文房具の伊東屋のおそらく万年筆担当の人たちが書いたものだと思う。モノとしての万年筆をどのように扱うか、という本だ。そのため、製品紹介を期待すると肩すかしを食らうことになる。

万年筆それ自体、インクそれ自体について必要な知識が記されているので、使っていく上で便利な情報が多い。

印象的だったのは、昔からあったブルーブラックのインクがなくなったことについての説明だ。やはり時代の流れで作られなくなったことが分かる。ブルーブラックインクの特長は保存性に優れていることだったと思うが、現在ではそういう性質のインクが他の色でも作れるようになったので、保存性という意味では使命が終わったように思えた。ただ、ブルーブラックの色が好き、という事もあるので、色だけ同じようにしたパーマネントインクが作られているのだそうだ。

以前のモンブランのブラックインクは日光に当たると字が消えて行ってしまう特徴があった。それで字が消えないブルーブラックの出番があったのだが、これからはそういうこともなくなる訳だ。

実は長年のモンブラン愛用者で、最近又万年筆の使用頻度が上がってきている。新しい製品を買おうという考えはあまりないが、今使っているモンブランは40年以上使い続けている。そう言えば、無印良品の万年筆を買って、一時使っていた。この万年筆用のカートリッジはモンブラン製が使えたのは偶然だったが、嬉しかった。

この本は万年筆自体についての記述が中心になっているので、メーカーの話や名品についての話は控え目になっている。その点からすると、「バイブル」よりは「マニュアル」に近いようにも思われる。

これからどういう万年筆を買ったらいいか、ということにはあまり応えられないが、万年筆をどう使ったらいいか、という疑問には十分答えられる本だと思う。それにしても、こういう本が出版されるのであるから、万年筆に関心を持つ人が多いのだな、と改めて思った。

国立国会図書館の書誌データです。

万年筆バイブル (講談社選書メチエ ; 699)
伊東道風 著
講談社, 2019.4
冊子体 ; 205p ; 19cm
https://ndlonline.ndl.go.jp/#!/detail/R300000001-I029609184–00

2019-06-10

香草パン粉

レシピに「香草焼き」と書いてあるものがあったりする。写真を見ているとおいしそうなのだが、香草パン粉を作るのが大変そうなので作ったことはなかった。

あるとき、近くのカルディを見ていたら、そのものズバリ「香草パン粉」が置いてあった。どうしようかしばらく考えたが、買うことにした。ホッケフィレを焼こうと思っていたので、ちょうどよかったのでもある。

ホッケフィレの香草焼きのレシピは見つからなかったので、袋に書いてあった鶏肉の例を参考にしてホッケフィレに香草パン粉を付けて焼いてみた。焼き方も手探りだったが、うまく焼き上がった。食べてみて「おっ」と思った。適度に香ばしいのだ。今まではホッケフィレは塩コショウしてフライパンで焼いていた。これもおいしいのだが、同じ味付けばかりでは変化がない。ホッケフィレに照り焼きやは合いそうもない気がしていたので、香草焼きを試してみたのだが、これは気に入った。気のせいか、ホッケフィレがいつもよりおいしく思えた。

さて、次の香草焼きは何にしようかと考えていたら、ステーキカットの鮭を買っていたことを思い出した。照り焼き用に買ったのだが、その鮭で香草パン粉焼きをやってみることにした。冷凍の魚なので、前日の夜に冷蔵庫に入れて解凍してから使うという手順にしている。これもおいしかったので、魚を焼くときには香草焼きも選択肢に入れることにした。

次はブリだ。これも照り焼きや鍋用に切り身を買ってあったので、やってみた。鮭ほどではなかったが、やってよかった。ブリはちょっと難しいさかななのだが、香草パン粉焼きならば食べやすくなるように思われた。

そのほかに是非やってみたいと思っているのがラムチョップの香草焼きだ。これはスキレット本にも載っているので、おいしいはずだ。ラムチョップはちょっと高めの値段になるので、あまり頻繁には調理していない。次にやるのを楽しみにしている。

実はラムのステーキもやってみたいのだが、近所では買えないので、未だに実現していない。ステーキ肉をどこで買おうか考え中だ。ポークのステーキ肉は買えるので、こちらが先に実現するかもしれない。

焼き物料理のレパートリーが広がってよかったと思っている。