最近、スキレットに凝っている。どういう理由でスキレットに到達したのかはもう覚えていない。小さなフライパンを探していたことがあったので、その関連で見つかったのかもしれない。小さなフライパンは一人分の料理に便利そうだったので、どんなものがあるのか、調べていたのだ。
近くのスーパーでは20cmのフライパンは置いてあるのだが、一人分の料理のための本にはもっと小さい18cmのものを薦めている場合もあるので、ちょっと探してみたのだと思う。
スキレットに注目した理由は、小さいのももちろんだが、そのまま食卓に供せるところもあるようだ。調理した器具でそのまま食べられるのは、洗うものが一つ減るので、便利に思えたのも確かだ。
スキレットを使った調理はアメリカ由来のようだ。そのせいかアメリカで覚えてきた人の作る料理は肉主体の料理が多いような気がする。それとオーブンの利用も普通みたいだ。この辺り、ちょっとやりにくいな、と思ったりもする。
ところが、ニトリの販売しているスキレットのための調理本ではご飯を炊いたりしているので、習慣の違いが出るのだろうかと思ったりした。もちろん、パエリアはアメリカ仕込みの人のレシピにもあるので、スキレットでご飯が炊けるのは普通の知識なのだろう。
いろいろと考えた結果6インチ1/2という大きさが一人分にはちょうど良いように思えた。余談だが、この6インチ1/2という言い方がいかにもヤードポンド法らしくて、何となく好きだ。ボクシングの試合前の選手紹介の時にも体重を読み上げるのだが、「○○○ポンド4分の3」とか言うことがあるので面白いな、と思っていたのだ。
このスキレット、6インチ1/2というのは小さいのだが、重い。初めて持った時、テフロン加工のフライパンの感じで持ち上げたので、びっくりした。でも、この重さはスキレットがぶ厚く作られていることでもあり、調理面では有利なはずだ。そうではあるのだが、中に材料を入れて、フタをして持ち上げると、ずっしりくる。もっとも、おいしい物が食べられるので、気にはならない。
最初に戸惑ったのは、手入れのやりかただ。テフロン加工のフライパンを使い慣れているので、使用後には洗剤を使わないで洗うことやコンロで水分を飛ばすことなどだ。しかしこれは中華鍋のやり方と同じだと気づいた。最近、中華鍋も洗剤で洗っていたのだが、スキレットのやり方に合わせることにした。
料理の作り方については、本を買ったり、調理アプリやネットで探したりして、できそうなものから作ることにした。ネット上の情報でいいなと思ったのは大学生協のページに、一人暮らしの学生向けのスキレットレシピが載っていたことだ。ここ
ここのいいところは、まず、一人分の料理であることだ。これだと分量をそのまま用いられるので、助かる。次に、細かく写真入りで手順を示していることだ。これはわかりやすい。管理栄養士が作ったレシピなので、しっかり栄養がとれそうなのが何よりだ。実はこのスキレットレシピは「自炊のすすめ」というコーナーのサブメニューなのだ。ほかのスキレットを使わない料理も紹介されていて、しかもすべて一人用なので、やりやすい。不慣れな人用に作りやすく考えられているのはすべてに共通している。なかなか役に立つところだと思っている。
スキレットのレシピ本の中の料理でびっくりしたのはラムチョップを調理したときだ。一口食べてみて、思わず「うまい!」と言葉が出た。ラム肉は好きなのだが、どういうわけか、これまでラムチョップをおいしいと思ったことは無かったのだ。蓋を使ったのがよかったのかもしれない。その他には、手羽元を焼いたのもおいしかった。
昼にちょうどいいのは、焼きカレーだ。これはレトルトのカレーがあればいいので、すぐに作れる。ルーを入れるやり方もあるが、こちらはまだ試していない。このやり方もやってみたいと思っている。チーズをのせてオーブントースターで焼く一手間があるが、中々おいしい。
朝にいいのは目玉焼きだ。温かいまま食べられるので、よけいおいしく思える。
後は、野菜と肉や鮭を使った蒸し焼きが便利だ。6インチのスキレットだとちょうど一人前の分量になるので作りすぎることもない。初心者にとっては、この点が一番ありがたいかも知れない。いい道具が見つかったと思っている。