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2017-05-21

狛江フィルハーモニー管弦楽団の第39回定期演奏会

機会があって5月20日(土)に狛江フィルハーモニー管弦楽団の第39回定期演奏会に行ってきた。土曜日の午後2時からという演奏会は初めてだ。この演奏会の開始時間がもうちょっと早いと、あのウィーンフィルと同じになるのがなんとなくおもしろかった。ま、あちらにはあちらの事情があってのことなので気にすることはないのだが。

生の演奏会は何年ぶりだろうか。前回が随分前なのは確かだ。

プログラムはシベリウスの『悲しきワルツ』と『ヴァイオリン協奏曲』(ソリスト:渡辺玲子)、ブラームスの『交響曲第1番』だった。指揮は三河正典、ゲストコンサートミストレスが瀬堀玲実だった。さすがゲストだけあって、ミストレスは椅子が他の人とは違っていた。ピアノの椅子のように見えたのだが、違っているかもしれない。

ホール周りの様子を確かめてから会場に入った。案に相違して、すでに多くのひとが席についていた。やむなく、会場の舞台に向かって右の方の前から3列目に席を取った。音的には厳しいかもしれないが、その分舞台上がよく見えたので、これで良かったのかもしれない。

オーケストラのメンバーが入ってきて、まずびっくりしたのは、ヴァイオリンが目の前に座ったことだ。「ヴィオラじゃないよな」と一生懸命確認した。紛れもなく右前面と左前面にヴァイオリンがいる。両翼配置というやり方なのだが、実際に聞くのは初めてだ。どんな響きがするのか、楽しみだ。それと、コンサートの休憩時間に気づいたのだが、ヴィオラの席に箱のようなものが置いてあって、そこにヴィオラが一梃置いてあった。おそらく、その席に座る人が演奏できなくなったのだろう。「一緒に弾くんだ」と言うメンバーの気持ちが伝わって来るようだ。

さて、メンバーが揃うと恒例の音合わせ。フルートが音を出している。とっても意外だった。最初の曲はオーボエがない曲だったので、こうなったのだろう。

シベリウスの曲は初めて聞いたのだが、オーケストラのサウンドは堅実で明るめだった。それと、ヴァイオリンの両翼配置はヴァイオリンの音と他の楽器が溶け合うようなところがあって、よかった。

ヴァイオリン協奏曲はソリストが、さすが、という弾きぶりだった。弾いている時の表情がよく見え、前の席も悪くないなと思った。

後半のブラームスは他の指揮者やオーケストラの録音を割合に聞いているので、どんな演奏になるのかな、と思っていた。曲の冒頭からティンパニが大活躍だった。第2楽章後半で聞かせたヴァイオリンとともにこの曲を引き締めていたように思う。

気になると言うほどでも無いのだが、座った席の影響なのか、弦楽器の響がやや弱いように思えた。これはステージの真下、ということも関係がありそう。次回に聞く機会があれば、ステージを見下ろせる席に座ってみようと思っている。

全体としては、ブラームスの曲の特徴の一つの、分厚い合奏を聞くことができた。なにはともあれ、オーケストラの堅実で明るいサウンドには好感を持てた。

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