以前あって今はなくなったか珍しくなった仕事を写真と共に紹介している。
歴史の長いもの、短いものなど種類は多いが、そういえば身近にあったなあというものが多い。
金魚売り、鋳掛屋、ポン菓子屋、傘の修理屋、貸本屋などはよく見かけたものだった。それにしても、ちゃんと写真があるのは意外な気もする。
以前は道ではじめる商売が多かったが、今はそういう人はあまり見かけなくなってしまった。
見かけなくなった色々なものについて、ちゃんと確認して記しているところがこの本を単なる懐古趣味の本でなくしている。文字通り「図鑑」なのだ。
写真を見て懐かしがってもいいし、文章を読んで「そうだったのか」と納得するのも楽い。
さまざまな分野の著者が、自身の思い出を交えつつ書いているが硬すぎず柔らかすぎず、適度なバランスがとれた説明が好ましい。
そういえば、子供の頃、朝と言えば納豆売りの声、アサリシジミ売りの声、豆腐売りの声で目が覚めていた。朝食の材料は朝調達していたのだ。今思い出すと、懐かしい声だ。
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