ソース焼きそばの起源を探る本だ。著者は『焼そば名店探訪録』というブログを主催し全国の焼きそば店を訪問している。
著者はソース焼そば大正初年に浅草周辺で誕生したとしている。ソース焼きそばは鉄板で焼くことが多いので露天との関係が想像されるが著者もそのあたりから推理を始めている。
詳細は本に譲るとして、身近な食べ物であるソース焼きそばの起源がわかっていなかったというのは意外な感じがする。むしろ、身近なものであるからこそ起源がわかりにくいのだ、ともいえそうだ。
著者の結論に賛成するかしないかはともかくソース焼きそばを広まり具合を地図上にプロットした図や各地の店の焼きそばの写真はこの料理の広まり具合を示していてみるだけでも楽しい。また巻末の「ソース焼きそば年表」と「参考文献」はソース焼きそばについての情報源として活用できそうだ。読んでいるとソース焼きそばを食べたくなる本でもある。
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