一見するとレコードプレーヤーに見えるのですが、カセットデッキです。
どんな外観だったかは、http://audio-heritage.jp/AIWA/player/ad-5500.htmlで見られます。
カセットデッキはあとになると、縦型のオーディオラックの中の棚に収まりやすいデザインになりますが、それ以前は平面型のデザインが多かったように思います。特にこのデッキは全体を覆うカバーがついているので、オーディオラックの一番上に置くことを前提にデザインされているように思えます。もちろん、カバーは外せるので、ラックの中の段に置くこともできます。しかし中に置くとメーターが奥の方にあるので、録音レベルや再生レベルの調整がやりにくくなることも考えられます。オープンリールデッキの影響で、テープ機器は上の方に置くという考えが強かったのかもしれません。
それはともかく、ハイポジションテープに対応しており、ドルビーも搭載しているので、この当時のカセットデッキとしては標準的な機能を備えています。今になって思うと、この頃のデザインのはやりなのでしょうか、木製の目立つデザインです。この木製部分が落ち着いた感じに思え、なかなかいいデザインだと思っていました。
ボリュームが三つあるのがデザインのポイントになっているようです。動く範囲が大きいので、ボリュームの調整がやりやすかったように思います。
上のaudio-heritageのサイトで「機種の定格」を見ていて、「DIN」とあったのが懐かしい感じがしました。この頃のテープデッキには必ず付いていた端子で、アンプとのラインインとラインアウトの接続が一本のケーブルで行える便利な端子でした。RCA端子の方が音がいいというので、HiFi用ではないとされていましたが、扱いやすかったように思います。いつの間にか姿を消してしまいました。RCA端子は未だに健在です。割合大きな、丸い端子だったので、小型化になじまなかったのかもしれません。
いま改めてデザインを見ていると、小さいカセットテープを動かすのにしては機械が大きすぎるように思えます。それがオーディオ機器なのだ、といえばそれまでのことなのですが。
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