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2021-02-17

シュトルツのワルツ、ポルカ、行進曲集

 1970年頃の録音で随分前になるのだが、シュトルツのウィーン音楽集を改めて聞いてみた。

これまでは、シュトルツの演奏は、豪奢というか、派手な感じもあってクレメンス・クラウスやボスコフスキーの方がいいな、と思っていた。しかし今回聞いてみると、懐古趣味とは違った、力強さを感じた。もっとも、CDの音はマスタリングで変わったりもするので、その影響もありそうだ。

ランナーの作品はあまり聞く機会がないので、このボックスで聞けるのが嬉しい。もっとも、前聞いていた録音と同じ音源なのだがちょっと違う感じの音になっていた。それでも庶民的な親しみやすさを持っているシュトルツの特徴は変わらない。

CD12枚組なので、聞き通すのはなかなか大変だ。しかし、作曲年代順の配列になっているので、作品傾向の変化も分かったりして面白い。そういう点では買ってよかったと思っている。

それにしても、ヨハン・シュトラウスに会ったことのある人の演奏を今聴くのは、不思議な気がする。

もう一つ、面白いことに気がついた。この録音集はウィーン交響楽団とベルリン交響楽団を使って録音しているのだが、録音の数はベルリン交響楽団の方が圧倒的に多いのだ。どういう理由なのかは分からないのだが。

こういうCDは、箱を開いてたまたま手に取った盤を聞く、という聞き方もできる。いろいろと楽しめそうなアルバムだ。

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